2018-05-29 第196回国会 参議院 内閣委員会 第14号
愛媛県の新文書には、柳瀬総理秘書官が内閣府の藤原次長を紹介したこと、あるいは、学部の構想を作成したのは、獣医学部構想ですね、作成したのは加計学園で、教員確保についても具体的に記述がされている。これらを内閣府や藤原氏が当時知らなかったとは到底考えられないという事態なんです。
愛媛県の新文書には、柳瀬総理秘書官が内閣府の藤原次長を紹介したこと、あるいは、学部の構想を作成したのは、獣医学部構想ですね、作成したのは加計学園で、教員確保についても具体的に記述がされている。これらを内閣府や藤原氏が当時知らなかったとは到底考えられないという事態なんです。
先ほどの質問にもあったとおり、安倍総理が加計学園の獣医学部構想に対していいねと応援する発言をしたという報告ですよね。安倍総理が会ってもいない、発言もしていない、それなのにこんな報告をしたならば、まさに総理の信頼に関わることになるわけですよ。それなのに、総理や官邸は加計学園に対して何も言わず、何も対応しない。今後もそれで済まされると思いますか。
愛媛県が国会に提出した文書では、安倍総理は、獣医学部構想を知ったと明言してきたより二年も前に学園理事長から説明を受けたことになります。総理は改めて理事長から説明を受けていないと否定をされていますが、愛媛県知事も、文書を改ざんする必要がない、ありのままに報告書類として出されたものを国会に提出したと述べられ、総理と知事の主張は真っ向から対立しています。 どちらがうそをついているのでしょうか。
どうでしょう、総理はずっと毎年、加計孝太郎氏とお会いする機会があると思いますけれども、親しい友人なんですから、加計氏から、いや、自分の方は獣医学部構想して、こうして構造改革特区、何回も申請したんだけど全然それが通らないんだというようなお話を聞いたことはございませんか。
獣医師不足も痛感した中で、具体的に、愛媛県議、今治選出の県会議員と加計学園の事務局長とが小中高の同窓生であった関係で話をいろいろ持ちかけて、具体的に加計学園の方から獣医学部構想というのを提示していただいたのが平成十九年の一月か二月か、当初だったと思います。
その結果、加計学園の獣医学部構想が四条件をクリアしているのか、こういう検証は全くなされないまま今日まで来てしまったんです。 一方、京都府と京都産業大学の共同提案は、四条件にかみ合わせて獣医師の新たなニーズ、創薬分野における新たな研究開発の進展、既存の獣医大学の実験動物学教育の現状、新たな獣医学部の設置構想など、二十ページにわたる提案になっているんです。
新しい学部長になられる吉川泰弘教授、その人自身が、新しい獣医学部構想の一つとして創薬等イノベーション産業に貢献するライフサイエンス分野の専門獣医師の育成を挙げておられる。エボラ出血熱、SARS、MERS、高病原鳥インフルエンザ等、新型感染症はほとんどが人獣共通感染症であると、だから、石破四条件の中のライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき具体的需要に対応していると。
もう一つは、私が知事に着任早々、鳥インフルエンザの問題、あるいはアメリカとの狂牛病の問題、しかも終わりの時期には口蹄疫の問題等々で、愛媛県で公務員獣医師、産業担当獣医師の数の少なさ、確保の困難さ、そして獣医学部の偏在等々の状況、そしてアメリカの適切な対応等々見ながら日本も遅れているなと思っているときに、ちょうどたまたま加計学園が今治の新都市への進出という構想を持ってこられたので、渡りに船とこの獣医学部構想
今治市は、今治新都市開発事業に着手した昭和五十八年から、すなわち加計学園による獣医学部構想の誘致を決める前から、今回無償譲渡する土地を高等教育施設用地と位置付け、歴代の市長が熱心に大学誘致を目指し、市議会も将来的に市が土地を購入することを議決していたと聞いています。 また、愛媛県においても、獣医学部設置を求める意見書を県議会が国に提出するなど積極的な要望活動を行ってきたと承知をしております。
例えば、今例として挙げられた今治市は、今治新都市開発事業に着手した昭和五十八年から、昭和五十八年からですよ、すなわち加計学園による獣医学部構想の誘致を決める前から、今回無償譲渡する土地を高等教育施設用地と位置づけ、歴代の市長がいわば大学誘致を目指して、市議会も将来的に市が土地を購入することを決議したということでありまして、無償で供与するということは議会もほぼ満場一致で決めているわけでございます。
なお、今治市でございますけれども、今治新都市開発事業に着手いたしました昭和五十八年から、すなわち加計学園による獣医学部構想の誘致を決める前から、今回無償譲渡する土地を高等教育施設用地として位置付けて、歴代の市長さんが大学誘致を目指して、市議会も将来的に市が土地を購入することを議決していたものと承知しております。